50代の転職について考える:運送業界編

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50代の転職について考える:運送業界編

前回の記事で「50代の転職について考える」と題して、最近の50代の転職模様について考察しました。今回はその続編という事でもっと守備範囲を狭めてお話ししようと思います。

主な内容として運送業界にスポットを当てて進めていきたいと思います。今夜も最後まで宜しくお願い致します。(例によってまた夜に投稿です)

50代の転職先にオススメな運送業界

50代の転職先に運送業界がオススメ出来る理由としては

①適度に体を動かす肉体労働で
②残業も意外に少ない割に
③賃金も普通の水準より高い

という点に集約出来ると思います。ブラック企業の営業をしていた人には最適じゃないかと思える程です。

運送業界と言うと即座に「トラック、ブラック!」というイメ-ジが思い浮かぶかもしれません。重い荷物を汗だくになって積み込み、昼夜問わず走り続け、家に帰れるのは週に3日だけ。

まさにトラック野郎、一番星の菅原文太!男の仕事!的な感じなので、職業にするには敬遠したいと思う方も多いでしょう。

たしかに長距離を運航する大型トラックはこのタイプかもしれませんが運送業のトラック全てがこういった業務内容になる訳ではありません。同じエリア内のドラッグストアや100均、ディスカウントショップに配送する業務内容も増えています。

コンビニエンスストアが危機感を抱く程に店舗数が急増している商売敵が激安ディスカウントストア、ドラッグストアですから、こういった販売店に荷物を運ぶ運送トラックが増えているのも納得出来るかと思います。

この業務に使用するトラックは4t、8トン、10トン車がメインになりますが、2トン車や3トン車を用意している企業もあります。普通車に近い感覚で運転できるので初心者向けです。

大型トラックを運転した事が無い初心者の方でも運転しやすいので、早く仕事に慣れてもらう目的で導入しています。そこから更にスキルアップを果たし、大型トラックに乗り換えるパターンが一般的です。

大型免許取得費用も会社が出してくれます。ここまでくると業務量が増えるので残業は増えますが、給料も間違いなくアップします。店舗に品物を届け、検品を済ませたら、倉庫に納品して終了です。

荷物の積み降ろしはカゴ台車を使ってパワーゲ-トで行います。荷物の積み下ろしで体力を使い果たしていたのは昔の話です。こんな具合で一般の店舗に配達するのですから、大体夕方までには終了します。

納品作業は日中に行う店舗がほとんどですので夜間まで配送する事は基本的にありません。配達を終えて帰社する際に夕方の交通渋滞にハマってしまい遅くなるパターンが一番多いです。なので、残業と言ってもそれほど苦になりません。

この様に仕事の内容は、契約しているクライアントに商品をきちんと届けて、事故を起こさず無事に帰って来る事です。ノルマも設定していない企業が多いです。運転に集中してきちんと配達業務を行って欲しいからです。

ブラック企業のノルマに比べるまでもなく、安心して落ち着いて取り組めます。心穏やかにして、適度に体を動かす肉体労働ですので気持ちよく取り組めると思います。

50代の転職先におススメ出来ない運送業務とは・・・です。

50代の転職先としておススメ出来ない運送業務は、何かというと、ズバリ個人向けの宅配業務です。分かり易く言うとクロネコヤマトが行っている配達業務です。

これは選択肢から外しましょう。長時間労働がデフォルトで、その割には賃金も低いです。他の業務に比べれば金額自体は高く設定されていますが、朝から晩まで走り回った上での金額ですからコスパは悪いです。

労多くして功少なしでしょう。配送業務の経験者であれば、そのスキルを活かして大きく稼ぐ事も可能になりますが、全くの初心者にはおススメ出来ません。

50代で転職して、更にその先を考える。

今回の記事で私が一番書きたかった内容をこれからお話しします。ます第一に転職活動を行ってブラック企業からの脱出を計画しましょう。これが上手く行ったら次の段階では新しい会社での仕事を一日も早く覚えて、仕事に対する不安感、ストレスを軽減させましょう。

自分がやるべき仕事の内容を把握してしまえば効率化が図れますので、上手く仕事を回して素早く終了、そして帰宅しましょう。

で、大事なのはここからです。自宅に帰ったら、家族との時間をしっかり確保した上で残りの時間は副業や勉強に使いましょう。遊んでる暇はありません。(時には遊んでノンビリするのも必要ですが)

自分でお金を稼ぐ力を身に付けるのです。そして、会社に依存する生活スタイルからの脱却を図りましょう。

これからの時代は逆風が吹き荒れる厳しいステージとなっていきます。税金も高くなり、出費も増えていきます。このままでは老後の蓄えどころの話ではなくなります。

「日本の経済政策はほぼ破綻している」と言っても過言ではない状況なので今のうちに準備して自分一人でも生きていける経済基盤を構築しましょう。

若い世代に人気のネットビジネスが一番おススメ出来ますが、それ以外にも手堅い不動産(アパート経営ですね)なんかもちょっとお金を貯めれば手が出せる様になっています。

視野を広く持ち、この機会にチャレンジしてみてください。このブログでもネットビジネスに関する情報を発進していく予定ですので参考にしていただければ幸いです。

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