ジタハラ(時短ハラスメント)の暑い夏!

  1. コラム

ジタハラ(時短ハラスメント)の暑い夏!

毎日暑い日が続きますが皆さま元気でお過ごしでしょうか?夏真っ盛りの中、中元商戦を迎えて右往左往している編集長の柴田です。

 

今年は働き方改革法案がスタートした直後の繁忙期という事もあって例年以上に混乱している企業が多いのではないでしょうか?

 

決められた労働時間内に仕事をこなす必要があるので本当に大変だと思います。どの業界でも慢性的な人手不足でまともな人員確保も出来ていないでしょう。

 

この様な状況で業務を完遂するには・・・スピードアップするしか方法はありません。

 

「ノロノロするな!さっさとやれ」
「死に物狂いで走れ!!」

 

などと叱咤激励(というより怒号が飛んでる)して社員を煽る管理職も増えているでしょう。30℃以上の炎天下の中で死に物狂いで走り回り、仕事をこなしつつ、「熱中症にも気をつけろ」と無理難題を押し付けられます。

 

まさに、時短ハラスメント全開の夏ですね。

 

普通に考えてヒラ社員に責任転嫁しすぎです。ヒラ社員に責任をなすり付けつつ、自分はエアコンのある快適な事務所でノンビリしているというひどい状況です。

 

こんな無能な管理職に多額の給料を支払っているのですから、会社の財務状況がタイトになるのも至極当然だと思います。(サラっと書いてますが激おこぷんぷん丸ですよ)

 

愚痴をツラツラと書いてしまいましたが、この様な理不尽な状況は本当に多いでしょう。しかし、文句を言おうにもまともな口論すらできないと思われます。

 

「自分の仕事をきちんとこなしてから文句言いに来い」
「仕事が終わらないのは君の効率が悪いからだ。生産性を上げる努力をしろ」

 

と一蹴されるのが関の山です。

 

仕事でミスをして会社に迷惑を掛けたことがある方は言いたい事があっても腹の中に飲み込むしかありません。フラストレーションが溜まるばかりです。

 

こんな状態で仕事を続けていたら、心と体が蝕まれていきます。昨今は多くの方がうつ病予備軍と診断されていますので、うつ病になってもおかしくありません。

 

上司に掛け合って話にならないのであれば、外部の専門機関に相談してみましょう。厚生労働省が「総合労働相談コーナー」を設置しています。こちらは全国の都道府県を対象に無料で利用できます。

 

こういった公的機関は立場上不利になりやすい労働者側の立場で話を聞いて判断してくれますから、安心出来ます。思い悩んで途方に暮れる前にまず相談してみましょう。

 

どういう内容のジタハラが法律に抵触するか見極めるのは専門的な知識が必要になりますが、対応するのはきちんとした資格を保有する専門家ですので何の問題もありません。

 

■総合労働相談コ-ナ―

 

「法違反の疑いがある場合は、行政指導等の権限を持つ担当部署に取り次ぐことになります」 との記載があるので頼もしい限りです。社内に似たような相談窓口を設けている企業もありますが、こちらは会社という枠の中での話になりますので匿名性が守られるのか非常に怪しいですね。

 

「営業部の誰々がこういう内容で相談に来た」などと筒抜けになっていたらただでは済まないでしょう。そういう意味では総合労働相談コーナーは安心して相談できます。

 

最後の手段、転職を検討してみましょう

ブラック企業での過酷な労働に不満があり、解決の見通しが立たないのであれば、転職も視野に入れて行動を開始しましょう。転職は「逃げ」だと揶揄されますが、逃げるのも戦略の一つです。堂々と逃げましょう。

 

「36計逃げるに如かず」という諺もあるくらいですから大いに結構です。体制を立て直すために一時退くのですから、なんら恥じる必要はありません。

 

むしろ、ブラック体質の企業に律義に奉公し続ける意味が分かりません。さっさと見限って新たな人生をスタートさせましょう。そのためには行動あるのみです。転職情報を確認しましょう。

 

転職情報と一口に言っても、現在は様々な媒体がありますので、ご自分の好きな方法で取り組んでみればよいと思います。

 

当ブログでは転職情報サイトをお勧めしています。スマホを使って隙間時間で利用できるのですから、このシステムが最強だと思っています。こちらに詳しくまとめていますので参考にして頂ければ幸いです。

 

編集後記

日々の過酷な労働力投入により体力を消耗していますが、現在は開き直って仕事をしています。遅くなろうが、手付かずの仕事が残ろうが平気な顔をして取り組んでいます。

勿論、上司には怒鳴られますが神妙な顔をして「すみません」といいつつ腹の中では舌を出しています。いくら発破掛けられようが、怒鳴られようが、無理なものは無理ですw

直属の上司には「今の体制では不可能ですよ」とやんわりと話していますが、体制の強化は望めないので、体を壊さない様に注意して乗り切るのみです。

皆さんも体調管理だけはきちんと行いつつ、転職の情報収集もコツコツやっていきましょうね。モタモタしていると冬の繁忙期がやってきますから、それまでには脱出できるように行動しましょう。

 

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