コロナ騒動がなぜ収束しないのか?その理由を考えてみた

  1. コラム

2020年4月7日。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、ついに緊急事態宣言が出てしまいました。

期間は5月6日まで。東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡が対象となります。

私の住む福岡も残念ながら指定都市に入っています。福岡はつい最近まで患者数は一桁でしたが(2月20日は2人)現在では一気に増えて119人となっています。非常に危機的な状況です。

しかし、緊急事態宣言を出したのはいいものの、本当に効果があるのか?わずか一か月で大丈夫なのか?
疑問に思います。普通に考えて無理でしょう。

このまま大きな改善は見られず、ジワジワと患者数が増えて医療現場崩壊からの、外出禁止令、ロックダウンという最悪のシナリオが現実味を帯びてきました。

今回はコロナ騒動がなぜ収束しないのか?その理由を考えてみました。

理由1:コロナウイルスに対する危機意識が低すぎた


私は仕事柄、多くの企業や役所、民間商業施設に出入りする事が多いのですが、そこで感じる事、それは・・・

「お前らコロナ、ナメすぎやろ!!」

任侠的なセリフを吐いてしまいます。マスクをしていれば感染しないと勘違いしているのではないでしょうか?

コロナウイルスが大きな社会問題として取り上げられた頃は、各地で消毒液が設置され、多くの方がマスクを着用するようになりました。

しかし、この状況が長く続いたため、危機感が薄れ次第に普通の生活様式に戻っていったように思えます。

危機感を持っているのは、発症すれば重症化する高齢者だけ。週末のショッピングモ-ルは、一時期に比べて減ったとはいえ多くの買い物客で賑わっていました。

ここで拡散されたコロナウイルスがジワジワと感染して発症しているのだと思います。感染経路が不明なのは当然でしょう。分かる訳がない。

本当に危険極まりない状況です。自覚症状が出ていない感染者がうろついていると思うと怖くて仕方がありません。私は絶対に人ごみには近寄りたくありません。

現在は危機的状況だという事をしっかりと認識して、常識の範囲で行動しましょう!!

理由2:満員電車は今日もゆく

3蜜を避けて、不要不急の外出を控えるように政府や地方自治体から通達が出ていますが、3蜜の最たるもの、それは満員の交通機関、満員電車、満員バスでしょう。

これだけコロナ騒動で社会が混乱していても変わらないモノ、それは朝の通勤ラッシュの光景です。コロナ対策を語る時に、なぜ満員の交通機関から目をそらすのでしょうか?

全く理解できません。ここにメスを入れない限り大きな抑止効果は期待出来ないでしょう。にもかかわらず、見て見ぬふりをしていますよね。

カラオケボックスやライブハウス、ナイトクラブや居酒屋を規制するならこちらにもメスを入れましょうよ。

満員電車を無くすには、ライフライン従事者以外のサラリーマン、OLを休みにする。そして休業補償をキッチリ支給する。簡単な事ですよ。

勿論、社員が休んで業務継続が困難になった企業にも支援金を出しますよ。ここも押さえておく必要がある大事なポイントです。

ここまでテコ入れすれば※濃厚接触8割減はクリア—出来るでしょう。逆に言うと、ここまでやらなければ収束は期待出来ないという事です。

資金繰りに厳しい面もあるかと思いますが、人の命に関わる問題ですから万難を排して取り組みましょう。

※濃厚接触8割減
人の接触機会を8割減らせば、2週間後には感染者の増加を減少に転じる事が出来るとした専門家の見解。ちなみに現在の状況でも東京の山手線は35%しか削減出来ていない。

編集後記

新型コロナウイルス対策として、国民一人一人が危機的状況をしっかり再認識すると同時に、害悪である満員電車を根絶しましょう。

この二点が改善できれば収束に向かうと言っても過言ではないと思います。この国難を乗り切るために税金でも何でも投入して対応して下さい。

文句は言いません。コロナウイルス終息後の増税にも(払いたくないけど)恭順の意を表しますよ。

だから偉い人!!危機感を持ってスピーディ-に取り組んで下さい。

柴田修

JUNKEY STYLE編集長。福岡在住。ブログアフィリエイトを極め、イケダハヤトを追い越す目的でブログを立ち上げ更新中。最近はボイシーにハマっている。

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