GWに入った最初の土日でアベンジャーズ・エンドゲ-ムを2回見てきました。長きにわたって続編が製作されたアベンジャーズも残念ながら今回で終了となります。インフィニティウォーの続編となる本作では前回に引き続き、6つパワーストーンをめぐる激しい攻防が繰り広げられます。
今回は最後のミッションという事で、3時間以上の超大作に仕上がっています。いつも以上に水分摂取に注意して途中でトイレに行かずに済むよう、万全の態勢で臨みました。
アベンジャーズに関してはネタバレ厳禁という事で本家本元のマ-ベルスタジオからも「ネタバレ止めてね」とアナウンスされてます。今回の記事はタイトルにもある様にネタバレ記事になってますのでまだ映画を見ていない方はご注意下さい。ネタバレ注意報を出しておきます。
アベンジャーズ・エンドゲ-ム評価と感想
©2019 MARVEL
前作インフィニティウォーで消えてしまった人々が無事に戻ってくるのか否か?パワーストーンを持つ最強の敵サノスに勝てるのか?という点が大きな見どころになりますが、それ以上にアベンジャーズのメンバー(トニ-、キャプテン、ソ-)がずっと引きずっていた「心の痛み、満たされぬ思い」が解消されたという所にも注目して欲しいと思います。
マイティ・ソーは自分の苦悩と母への思いを伝える事が出来ました。トニ-スタ-クは幸せな家庭を築きつつ、父との再会を果たし、父が抱えていた苦悩と家族への思いを知ることが出来ました。
同時にこれまで伝えられずに燻っていた父への思いも伝える事が出来ました。キャプテン・アメリカは最愛の人ペギー・カ-タ-と自分の元の生活を取り戻しました。
この部分がきちんと描かれていたのは本当に素晴らしかったと思います。私もこのシ-ンでソーの母「フリッガ」が自分の母親と、ハワ-ド・スタ-クが自分の父とダブって見えて不覚にも涙が流れました。
反対にブラックウィド-、ナターシャ・ロマノフが崖から落ちて転落死するシ-ンは息が詰まりました。彼女だけは幸せになって欲しかった・・・
スパイとして女の幸せを全て無くしアベンジャーズに入って生きがいと多くの家族を得て新たな人生がスタートしたにもかかわらず、転落死って・・あまりの仕打ちに言葉が出ません。
ブル―ス・バナーとのキスシーンで幸せな最後が見たかった。今回のエンドゲ-ムでのナターシャとトニ-・スタークの死は本当に悲しかったです。ドクターストレンジのタイムストーンで時を巻き戻せば復活出来ると思っていましたが、無理でした。
やはりヒ-ロ-物のラストはハッピーエンドで締めて欲しかったですね。ただでさえキャプテンアメリカが老人になって引退したのだから、悲しい思いはキャプテンだけで良かったと思います。
終盤は周囲のファンは皆泣いてました。鼻の音がグスグスしてましたから。私の前に座っていた男性とか眼鏡とってハンカチで目頭押さえてました。アベンジャーズの映画で涙を流すとか全く予想していませんでしたので、いい意味で期待を裏切ってくれたと言えるでしょう。
今後のアベンジャーズは既存の若いメンバーが中心となって活躍すると思いますが、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ブラックウィド-という中心メンバーが抜けてしまったので映画として公開されることはないでしょう。間違いなく今回で終了です。
これからマ-ベルの作品は、スパイダーマンやブラックパンサー中心になっていくのでしょうね。ガ-ディアンズギャラクシーとかジャスティスリ-グが残っているのでチ-ム物はこっちがメインになるかと思います。
本当に寂しい限りですが、今後はビデオを全作そろえて、アベンジャーズに会いたくなったらビデオを見ようと思います。年月が流れてもアベンジャーズは永遠に不滅です。5年後も10年後もずっと見続けようと思います。
そして・・・自分が年齢を重ねて老人になった時に、最後のシ-ンであの場所に座っていたキャプテン・アメリカの思いが少しは理解できるのではないかと思っています。
そこまで到達したらどんな景色が見えるのか楽しみでもあり、怖くもあります。でも、まだまだ時間がありますので、これからの人生、悔いのない様に精一杯生きていきたいと思います。ミスっても映画の様に過去には戻れませんから全力で頑張ろうと思います。
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