セブンイレブンのアンケートにガッツリ回答しました
先日、セブンイレブンでの店頭アンケ-トに回答したのですが、このアンケ-トの内容が非常に面白かったので、今回記事にまとめてみました。
セブンイレブンに行き買い物を済ませて店を出ると、タブレットを持った清楚な女性がいきなり話しかけてきました。
※画像はイメージですw
「うお、新手の逆ナンか?」などと思いましたがそんな筈はなく、単なる店頭アンケ-トでした。
即座に断ろうと思ったのですが、セブンイレブンフリークのワタクシとしてはどの様な内容を調査しているのか気になったので答える事にしました。
セブンイレブンのアンケートは非常に興味深い内容でした
アンケ-トの最初の内容はごく普通の質問でした。
・購入した品物の内容。
・店舗の利用頻度や自宅からの距離。
・お店の印象。
・お店への要望。 etc
ありきたりの内容です。しかし、後半の内容は今後のセブンイレブンの戦略を左右すると思われる重要な内容でした。
①店舗の欠点や改善した方が良いと思う点。
②最近よく購入する品物、反対に購入しなくなった商品。
③何故、購入するようになったのか、購入し無くなったのか。
④他によく利用するお店はどこか?(ドラッグストア、ス-パ-マ-ケットなどの選択肢)
⑤利用している決済方法(現金、電子マネ—、PAYなどの選択肢)
⑥セルフレジについて(セルフレジの印象/使ってみたいか否か)
時間にして5分ほどでしたが、500円分のクオカードを貰えるという事だったので、全ての内容に丁寧に回答しました。
アンケートの回答に500円突っ込んでいるのですから、アンケートの本気度が伝わってきます。
しかも、アンケ-トの内容が重要度の高い質問ばかりで非常に面白かったです。このアンケ-トでセブンイレブンがタ-ゲットにしているのは間違いなくセルフレジもしくは無人店舗でしょう。
人手不足が深刻な状態なので、この件に関しては早急なテコ入れが必要だと感じています。アンケ-トの内容如何では直ぐにでも無人のモデル店舗が出て来るのではないかと思っています。
無人になると現金での決済は何かと不便なので(レジから現金の回収など雑用が増えるので)キャッシュレスを引き続き推進していくと思います。
現在はキャッシュレス還元値引きを実施していますが、近い将来PAYシステムや電子マネ-などのキャッシュレス決済でないと店舗の利用が出来なくなるかもしれません。
セブン側としてはセブンのナナコカードを普及させたいはずなので、ナナコカード専用値引きなどを充実させることで利用客の囲い込みを進めていくでしょう。(前回、終了となったセブンPYAも復活!)
コンビニのライバル店舗は急成長を遂げたドラッグストアですので、こちらに対応する何らかの動きも出て来ると思います。コンビニはフランチャイズシステムがネックになって価格の面で不利なので、この部分の見直しを進めて欲しいですね。
お店への要望で「価格を下げてくれたらもっと利用する」という事を調査員の方に熱く語っておきました。
彼女も「価格は・・・そうですよね、ちょっと割高ですよね」と話していたので改善が進めば冗談抜きで利用頻度は高まります。近所のお年寄りもたくさん利用しているので、もっと価格が下がればいいですね。
コンビニはドラッグストアやス-パ-と違って、郵便も出せるし、公共料金の支払いも出来ます。更にメルカリも宅急便も扱ってます。価格戦略が上手く進めばコンビニは社会的なインフラとしての重要性が更に高まると思います。今後のコンビニの動きに大いに期待します。
編集後記
勝ち組と言われたコンビニ勢も、ドラッグストアの台頭や人手不足問題、フランチャイズ店舗との摩擦など様々な問題が表面化しています。
これまで業界のトップを獲得するために突っ走ってきましたが、ここから先は使い勝手を良くするため落ち着いて改善を行って欲しいと思います。
無人レジの導入や本部に有利なフランチャイズシステムの見直しなど、改善できる箇所はたくさんあると思いますので、アンタッチャブルな個所を無くして公明正大に改革を行いましょう。
これが出来れば激しい競争に勝ち残って不動の地位を獲得できるでしょう。期待してますよ。
PS
店舗への要望について聞かれましたが、店舗ではなく本部への要望として「殿様商売は止めろ」と苦言を呈してきました。
フランチャイズ店舗あっての運営という事を忘れて、利益の獲得を優先する企業に未来はないですよ、と。
利用客は見てないようで実は、シビアに見ていますよ・・・
そんな事ではファミマの後塵を拝す事になりますよ・・・
アンケ-トの担当者も厳しい表情で聞いていたので上層部にも伝わると思います。同じようにアンケートに回答する方は、この点を強調してくださいね。よろしくお願いします。
以上、セブンイレブンフリークの編集長柴田でした。最後までお付き合いいただき、有難うございました。
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