苦味も少ない明日葉の栄養素は?青汁を中身で比較しよう
■苦味も少ない明日葉
日本原産となる明日葉は、八丈島などで栽培されているため、八丈草という別名が付けられています。青汁の原材料として人気を高めている理由は、セリ科に属する植物であるにも関わらず、苦味やクセが少ないからです。野菜臭い青汁に耐えられない人でも、明日葉なら飲みやすいでしょう。
含有成分はカルコンやルテオリン、クマリン、βカロチン、各種ビタミン、食物繊維、ナイアシン、葉酸、パントテン酸などです。明日葉には、疲労回復に期待できるビタミンB1、新陳代謝を高めるビタミンB2、ホルモンバランスを整えてくれるビタミンB6が豊富といった特徴が挙げられます。
ダイエットやメタボ対策向けの青汁
また水溶性食物繊維や不溶性食物繊維を多く含んでいますので悩まされていた便秘が改善されるでしょう。カルコンは老廃物を体の外へ排出する力がありルテオリンは抗酸化作用が強いために免疫力の向上へと繋がります。
どちらも聞きなれない珍しい栄養素ですが、摂取することで体内に溜まった毒素を洗浄し、利尿を促してくれるのです。更に血行促進効果のあるクマリンの働きにより、むくみ解消や血圧の改善にも期待できます。これら3種類の栄養素にはフィトケミカルと呼ばれる成分がたくさんあり、活性酸素を取り除いてくれるため、糖尿病やガン予防にもなります。
明日葉の青汁を飲めば、他の青汁と同じように不足しがちな栄養素を補えます。そして健康促進よりも、老廃物の除去や病気予防に力を発揮する成分が多いので、ダイエットやメタボ対策向けの青汁と言えます。
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