BTCと量子コンピューターの報道について

  1. 暗号通貨

 

2019年の10月23日に日経新聞で量子コンピューターに関する記事が掲載されました。

 

「ビットコイン、7500ドル割れ 量子コンピューター警戒」


引用:日本経済新聞

 

グ-グルが量子コンピューターを使って「複雑な計算問題を短時間で処理した」と発表を行ったので、ビットコインの秘密鍵が突破されるかもしれないとの懸念が広がりました。

 

この大きな不安材料が突如現れたことに対して市場は鋭いレスポンスを示し、ビットコインの価格は急落しています。(この断崖絶壁笑う)一時は7,500ドルを下回り、現在では若干戻して8,000ドル付近を航行中です。

 

 

市場の反応は鋭すぎですね。情報の真意をきちんと確認しているのか逆に不安になります。

 

しかし、本当に量子コンピューターで秘密鍵を突破できるのか?革新的なシステムと謳われたブロックチェーンは実用化する事無く終焉の時を迎えるのか?

 

情報が錯綜しているので、最新情報がゲット出来るツイッターを覗いて見ました。

 

BTCと量子コンピューターに関するツイ-ト

先ずはイケハヤ先生のツイ-トが目につきました。

次にコチラ、下落のもとになった日経の記事をダイレクトに批判されてます。

業界のビットコイナ-様のツイ-トも見つけました。

変なウサギに変わった大石さんのツイ-トはコチラ。

ラストはビットコインの開発者PETER TODD氏。彼はビットコインにはグ-グル量子コンピューターのブレイクスルーは関係ないとコメントしています。

「ブロックチェーンの暗号を解こうとすると指数関数的にコストが上昇するので劇的にスケ-リングしなければならない」

この様に見てくると、今回の量子コンピューターネタは「現時点ではビットコインに大きな影響を及ぼす事は無い」と言えるのではないでしょうか。

 

私は各メディアが情報をきちんと精査せず、記事を掲載している印象を持ちました。日経はコインチェックハッキング事件の時も、ウォレットアドレスを間違えてメ-ルアドレスと報道していましたからね。

 

しかし、コインデスクってウソの記事を書くんですかね?全く気が付きませんでした。情報収集は偏らない様に注意しないといけません。

 

以上、様々な方のコメントを見てきましたが、今回の騒動は「グーグルの発表に対して市場が過敏に反応しすぎた結果、ビットコインの一時的な暴落を引き起こした」という結果で締めたいと思います。

 

ビットコインの価格はどうなる?

最後に一点だけ付け加えておきたいと思います。ビットコインの価格はどうなるのか?という問題ですが、ビットコインの下落は一時的なもので直ぐに一万ドルまで戻ってくると思います。

 

つまり、現在は絶好の買い増しチャンスです。今回の様なネガティブな記事が発表されてもビットコインのハッシュレ-ト(ビットコインマイニング計算量の総量)は過去最高値に達しています。

 

超絶お買い得だと言えるでしょう。いや本当にマジで買い増しするか悩む・・・

 

 

編集後記

暗号通貨業界に関わって、この場所から景色を眺めていると、メディアでの報道も間違っている内容があるのだと気が付くようになりました。

 

なんでも鵜呑みにしてはいけませんね。自分で真意を確認して判断する。投資の鉄則です。情報源は信頼できるモノを複数確保しておきましょう。

 

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