日本市場は完全にオワコン
暗号通貨界隈から見た現在の日本市場は・・残念ながら完全にオワコンだと思います。度重なる増税、社会保障の破綻など暗いニュースが多く一般庶民の閉塞感は半端ない状況です。
これだけ消費が冷え込んでいる中で暗号通貨に金を出すモノ好きはいないでしょう。暗号通貨は怪しいという風潮も根強く残っていて、市場に新規参入者が増える要素は何もありません。
本屋から完全に仮想通貨の気配が消えた(-ω-) pic.twitter.com/4rJ03kdNIR
— xHoge (@RR8qcezkXbAnCH7) September 29, 2019
今年の春ごろに新規参入者が大幅に増えたとのニュースが流れましたが、よく考えてみると、自作自演のフェイクニュースだったのではないか?とも思われます。(真相は不明ですが)
暗号通貨市場では新規顧客の獲得を進めていますが、大きな成果は出ていないでしょう。最近になってSBIやTAOTAO、DX.Exchangeなど名だたる企業が暗号通貨市場に参入していますが全くといっていいほど盛り上がっていません。
暗号通貨の話題で盛り上がっているのはツイッター界隈くらいでしょう。
そもそも、金融リテラシ-と余剰資金を持ち合わせた方々は、他人に進められずとも、暗号通貨投資を行っています。事実、新規組が怒涛の勢いで増えた2017年は大いに盛り上がりました。
ほぼすべてのコインが軒並み高騰し、寝て起きたら資産が増えているという夢のような状況が続きました。しかし、2018年の暴落で多くの投資家の資産が焼かれました。
大きなダメージを被り再起不能になった人も多いと思います。辛うじて生き残った人も多額の含み損を抱える厳しい状況で、買い増しをするほどの余力は残っていないでしょう。
今のこの市場で利益を出しているのは暗号通貨バブルの波に乗り資産を大きくした人、もしくは株式などの金融商品を以前から所有していたベテランの凄腕トレーダーぐらいだと思います。
出川組、剛力組などと呼ばれた一般の方が参入してこない限りは、日本市場の隆盛はないと思っています。悲しいですが、これが現実です。
厳しすぎる金融庁の規制
日本での暗号通貨、ブロックチェーンプロジェクトの普及を妨げているのは間違いなく厳しい法規制です。日本で暗号通貨事業を行うのであれば暗号通貨交換業のライセンス取得が義務付けられています。
金融庁が「ブロックチェーンラボ」を初の名指しで警告
・無登録業者は仮想通貨の交換などは一切禁じられている
・登録なしにICOの代理業や仮想通貨投資セミナーを行った
・何度も注意したが、営業活動をやめないための警告
・順守しない場合は資金決済法違反の疑いで告発 pic.twitter.com/tJvBRhpqPS
— あき@仮想通貨女子 (@JtIx4wJr23axOR0) September 22, 2019
このライセンスが無ければ暗号通貨には一切触れない状態です。しかも、このライセンスは申請をして許可が下りるまでかなり時間が掛かります。超絶面倒なのです。
金融庁は国内の企業だけでなく、日本人が利用している海外の取引所にまでコンタクトを取り日本の法令を遵守するように働きかけました。他人の自宅に土足で上がり込みライセンスを取得しろと押しかけたのです。
ホントに余計なお世話ですね。この意味不明の規制を嫌ってバイナンスは早々に日本を出てマルタ島に移動してしまいました。残念なことです。今後も新たなプロジェクトの芽が出る事はないでしょう。
それだけならまだしも、更に悪い事に海外で新たなイノベーションが巻き起こっても面倒くさい日本は後回しにされる可能性もあるのです。例えばリブラが正式にロ―ンチされ盛り上がりを見せても日本では使えないかもしれません。
完全に蚊帳の外に置かれるのです。この状況は完全にオワコンです。消費者保護という大命題は理解しますので、金融庁ももっと柔軟に対応してほしいところです。
編集後記
今回の記事は暗い内容になってしまいましたが、これが日本市場の状況です。今も暗号通貨市場に残っている方はこの事実をしっかり認識して真剣にトレードしましょう。
色物草コインに手を出すことは止めて堅実なビットコインを買っておきましょう。ビットコインのハッシュレ-トも上がってますし、グ-グルトレンドでの検索数も増えています。加えてbakktもスタートしました。
これから上げ調子になるのは間違いありません。界隈の投資家も口に出さないだけで密かに買い増ししているはずです。
資金をかき集めてビットコインに投資!これが再生の起爆剤になるかもしれません。
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