Coincheck(コインチェック)について書き綴ってみました

  1. 暗号通貨

Coincheck(コインチェック)について書き綴ってみました

 

【コインチェックの評価ポイント】
・操作性に優れている。初心者でも感覚的に使える簡便なシステム。
・大量のコインも一括で売買できる取引所システムを持つ。
【コインチェックのマイナスポイント】
・スプレッドが高い。コインチェック内だけでトレ-ドすると大幅に損をする。
・アルトコインが高騰するとスプレッドも大きくなる。

 

■Coincheck(コインチェック)ヒストリー

2012年(平成24年)8月 レジュプレス株式会社設立。
2014年(平成26年)8月 Coincheckサービスの提供開始。
2015年(平成27年)9月 「Coincheckでんき」提供開始。
2017年(平成29年)3月10日 社名をコインチェック株式会社に変更。
2017年(平成29年)6月 「貸仮想通貨サービス」の提供を開始。暗号通貨バブルの真っ只中。主軸取引所として隆盛を誇る。
2018年(平成30年)1月26日 仮想通貨ネム流出事件が発生。
2018年(平成30年)1月29日 財務省関東財務局より業務改善命令。
2018年(平成30年)4月6日 マネックスグループ株式会社の買収により完全子会社となる。
2019年1月11日 「みなし業者」から交換業者へ返り咲く。

【補足】
・業界内で最大規模のハッキング事件を発生させる。580億円相当のネムをホットウォレットに保管していた事がバレて業界は騒然となる。しかもハッキング後に損失分全額を補填すると発表を行い業界はさらに騒然となる。

・金融庁の行政指導が入り、みなし業者へと転落。これ以降、社内の体制を強化する日々が続く。驕る平家は久しからず・・・

・マネックス証券に吸収され、金融庁に認可されるまで社内体制の改善を行う。旧経営陣は強制的に降格処分となるも、大量の株式を所有していたため問題なし。むしろホクホクしているように見える。

 

 

「暗号通貨トレ-ドといえばコインチェック」と言われるほど有名で、業界内でも多大な影響力を持つ取引所でした。しかし・・・アルトコイン、ネムのハッキングによってその信用は大きく下落し、取引所ランキングも大きく下げています。

 

2017年までの暗号通貨バブルの際は主軸取引所と言われるほどの隆盛を誇り、特に12月の爆上げの際には新規参加者や古参のトレーダ-が集結してお祭り騒ぎとなりました。私も参加してワッショイしたものです。

 

サイト内のチャットも大賑わいで書き込みの内容を目で追うのも難しいくらいに目まぐるしく変わりました。リップル親父として有名な100億円プレイヤーさんもコインチェックのチャットでデビューしてブイブイ言わせていました。(当時と中の人は別人のようですがw)

 

まさに我が世の春を謳歌していましたが、その後のハッキング事件により天国から地獄へと急降下しました。この事件を契機に暗号通貨市場は大暴落し、冷え込みました。冬の時代到来です。その引き金になったのは間違いなくコインチェックです。

 

金融庁の厳しい行政指導が入り長い間、改善に改善を重ねていましたが2019年1月に「みなし業者」から交換業者へと復活を果たしました。セキュリティーも強化され、最近では新たなアルトコインのモナコインも上場しています。

 

 

コインチェックが復活した事は暗号通貨業界にとってはプラスの材料ですが、その評価は二分しています。「あれだけの大事件を起こし多くのトレ-ダ-が損失を出す結果になったので絶対に使わない」という層と「あれだけの事件を起こしたのだからセキュリティーは万全なはず。大丈夫だ」という層で真っ二つに割れています。

 

ワタシはコインチェック反対派です。トレ-ドには使っていませんし、チャットも完全に卒業しました。スマホのアプリも削除しています。これ程のアンチですがコインチェックは評価しています。

 

何故、評価しているのかというと、使い易い取引所だからです。暗号通貨トレ-ドが初めての初心者さんでも感覚的に使えるサイト構成になっています。つまりシンプルで無駄がないので非常に分かりやすいのです。

 

ネット上のサイトで新規登録をして買い物をする程度のスキル、ネットリテラシーがあれば問題なく使えると思います。

 

暗号通貨初心者さんはまずコインチェックで少額のコインを売買してみて、暗号通貨トレ-ドがどういうものか、身をもって体験して頂ければと思います。入門用の取引所としては最適だと思います。

 

ただ、過去にハッキング事件を起こしていますので完全に信用するのは如何なものかと思います。大金を投じたトレ-ドは控えた方が無難でしょう。急にサイトにアクセスできなくなって慌てている時に「入出金停止のお知らせ」といったタイトルでメ-ルが届くとゾッとしますよ。

 

いつ何時コインの入出金が制限され、口座が凍結されるか分からない何とも言えない恐怖感があります。こういった理由から本腰入れて使うのではなく、暗号通貨投資初心者さんの入門用、練習用の取引所としてお使いいただければと思います。サイト内の記事も面白い内容が満載ですので読み込んで勉強してください。多くの学びが得られます。

 

編集後記

今回は暗号通貨取引所、コインチェックについて書き綴ってみました。ネムのハッキング事件を引き起こし、暗号通貨業界の暗黒面となっていますが、現在は無事に復活を遂げています。多くのトレ-ダ-が使用しており大いに賑わっています。

私がビットコインを初めて購入したのもコインチェックでした。それなりに思い入れもあるのですが、どうしても腰が引けて大金を使ってトレ-ドする事が出来ません。コインの価格を確認したい時にログインする程度になっています。

ハッキングの後遺症というかストレス障害なのかもしれません。今後うまく回復してその時にコインチェックがきちんとした取引所としての地位を確立していれば、また戻ってくるかもしれません。

「細く長く」といった関係が当分続くと思います。無理せずマイぺ-スで付き合って行こうと思います。

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